「ソフトバレーは4人いればできるし、チームに縛られるのがめんどくさい」という人はいないでしょうか?
確かにそういった考えも分からないでもないですし、特に若い人の中にはフリーでやっている人が多い印象ですが、今回は「ずっとフリーでやっていくとちょっと将来厳しくなるよ」と思う理由と『自分のチームを持つ大事さ』について説明していきたいと思います。
ずっとチームに所属しないでやっていく事が難しいと思う理由
ではなぜ「チームに所属しない」でやっていく事が難しいと思うのか?ですが、、、
その前に、チームに所属しないでフリーでやっている人って、
- 所属することで生まれる不自由がめんどくさい
- フリーでやっている方が色々な人と組めて楽しい
というどちらかの理由の人が大半なんじゃないでしょうか?
しかし、このどちらかの理由にせよ前提には「誰と組んでもそれなりにできる実力がある」という所があるんじゃないかと思っています。
この前提となっている理由というのが非常にやっかいで、『若いときにはその時間が無限に続くように感じるのに、年を取るにつれて簡単に失われてしまう』という物なんです。
どんな超人だって身体が衰えてくる
ソフトバレーに限らず、スポーツは基本的には自分の身体を使って行うことが当たり前ですよね。
この自分の身体というのが自分で思っている以上に変化しやすく「かつて出来たことができなくなる」という事が年を取ってくると普通に出てきます。
年を取ってくるだけでなく、「怪我による休養」や「仕事が忙しくて練習にいけない」とか今回みたいな「コロナにより体育館が使えない」といったソフトバレーから離れてブランクが出来てしまったときとかでも同じですね。
これが20代とかの若い時であれば、またソフトバレーができるようになればまたすぐ戻るんですが、30代、40代と進むのに従って戻るスピードがどんどんと遅くなってきます。
練習をやっても戻すことが大変になっていき、その結果できないことが増えてきてしまうんですね。
そしてこの「できないことが増えてくる」というのは人によって程度の差はあれど誰しもが必ず道であります。
つまり誰にだって衰えてくる瞬間というのは訪れるし、それが早いか遅いかの違いだけなんですね。
助っ人で活躍できなくなる瞬間は誰にでも必ず訪れる
では、最初の話に戻って「誰と組んでもそれなりに出来る実力がある」人にだって衰えてくる瞬間というのが必ず訪れるんです。
チームに所属していなくてもソフトバレーが出来る人というのは基本的にそれでも呼ばれるだけの実力がある人ということです。
「助っ人で参加する」ということはチームに自分の得意なことや苦手な事がちゃんと伝わっていない、という事でチームに自分が合わせる必要があります。
つまり、時にはムリをしたり苦手なプレーを積極的にやっていかないといけないという事で、自分の身体が衰えてくると真っ先にできなくなっていく事の1つです。
自分のチームを持っている人は?
しかし、そこでチームを持っていれば自分の身体が衰えてきてもまだまだ活躍することができます。
それはなぜかというと先程とは逆に、「チームメイトが自分の得意なことや苦手なことをちゃんと知っている」からです。
身体が衰えてくると苦手なことを体力でカバーするということができなくなってくるのは事実ですが、得意なことはそこまで急には衰えないですし、経験によっては前以上に良くなる、ということもあります。
以前に「自分の『長所』を分かっている大事さ」についての記事も書いていますのでもし興味があるようでしたらご覧ください。
こういった事はある程度チームとして活動しないかぎりできるようになる事ではないので、やっぱり「自分のチームを持つことが大事」という事になるんですね。
まとめ
今回は「チームを持つ大事さ」についての話でしたが、もちろん他にもチームを持つことのメリットというのはたくさんあります。
チームを持つ大事さについては分かっている人が大半だと思いますが、今が良ければ良いという人もやはりいるような気がしたので、やっぱりソフトバレーは生涯スポーツである、という事を忘れてはいけないという、自分への戒めも含めて書いてみました。
やっぱり勝った時の喜びというのもチームで勝った時の方が何倍も大きいと思いますので、ぜひともチームをまだ持っていないという人には自分のチームを持つことをオススメしたいです。
チームに対するメンタルについても記事を書いていますので良かったらご覧ください。