このブログのテーマになっている「ソフトバレーボール」ですが、そもそもどんなスポーツなのでしょうか?
ソフトバレーの基本
「ソフトバレーボール」というスポーツの特徴
ソフトバレーボールは、バレーボールの愛好者を増やすために「いつでも、どこでも、誰でも、いつまでも」というコンセプトで開発されたスポーツです。
いわゆる生涯スポーツとして開発されたので、ボールは柔らかいゴム製を使い、ネットも大人なら誰でも届くような高さになっています。
基本ルール
基本的なルールは下のようになっています。
- 試合は男女混合(二人ずつ)の4対4で行う。
- 1セットは15点のラリーポイント制で、3セットマッチを行う。
- コイントスでサーブかコートを選び、最終セットでは再度コイントスを行う。
- 両方が14点になった場合は2点差が付くまで行う(デュース)が、17点で打ち切りとなる。
- 1セットが終了したらコートチェンジをするが、3セット目はどちらかのチームが8点先取したときに行う。
- サーブはローテーションで後衛の右側に位置した選手がエンドライン後方のサービスゾーンから行う。
- ローテーションはサーブ権が相手から渡ってきた場合に時計回りに1つずつ回っていく。
- 1ラリーでのタッチは3回以内だが、ブロックのワンタッチは数えない。
- ボールは身体のどの部分で触れてもよい。
もっと細かいルールについては下の記事で紹介しています。
コートのサイズ
コートはこちらの図のように定められています。
体育館でコートを設置するときはバドミントンのコートを使用します。
また2020年度版ソフトバレー競技規則(ルールブック)からボールアウトのルールに
第5章
22.13.5 ボールがフリーゾーンを越えたとき。
出典元:公益財団法人日本バレーボール協会「ソフトバレーボール競技規則」
という1文が追加されました。
ネットの幅と高さ
ネットは幅80cm、高さは2mと決められています。
ネットの高さはネット中央部の高さを測り、-2cmまでは規定の高さに満たなくても問題ないと認められています。
もしネットを購入したいと思ったら以下のページにて紹介していますのでご確認ください。
使用されるボール
ボールは以下のサイズに決められています。
- ゴム製
- 重さ210g±10g
- 円周78±1cm
「MIKASA」と「モルテン」の2社のメーカーが販売しているボールが公式として認められています。
大会の種類
ソフトバレーの大会のメンバー構成は
- ファミリーの部・・・30代以上の男女2人と小学生2人で構成される
- トリムの部・・・フリー、ブロンズ、スポレク、シルバー、ゴールドと年齢により様々なクラスが設けられている
- レディースの部・・・18歳以上と40歳以上の女性がそれぞれ2人
の3種類があり、トリムの部に関しては、
フリー | 18歳以上の男女各2人 |
ブロンズ | 30歳以上の男女と40歳以上の男女それぞれ1人 |
スポレク | 40歳以上の男女と50歳以上の男女それぞれ1人 |
シルバー | 50歳以上の男女と60歳以上の男女それぞれ1人 |
ゴールド | 60歳以上の男女各2人 |
といったようにクラス毎に年齢制限が設けられており、何歳になっても主役として活躍できる場があるスポーツであるのが魅力の1つです。
管理人の一言
今回はこのブログのテーマであるソフトバレーの基本的なルールを紹介しました。
ルールブックに書いてあるソフトバレーのすべての反則を確認してみたい場合は下の記事から。
2022年最新のルール改正とルールブックの内容については下の記事で紹介しています。