という事で悩んでいるチームの代表者の方もいるのではないでしょうか。
「日本ソフトバレーボール連盟のHP」にて、5/31のTopicsでコロナ感染対策に関する情報が更新されていました。
内容としては「JVAからスポーツイベント再開に向けた感染拡大予防ガイドラインの通知」に関するもので、今回発行された「ガイドラインの内容」について重要な所をまとめて紹介していきたいと思います。
前回5月14日に発行された『スポーツイベント再開に向けたガイドライン』から考えるとかなり現実的な数字が示されていて、小規模ではありますが大会やイベントがまた開催できるようになってくるのではないかと思っています。
前回発行されたガイドラインについてはこちら↓にまとめていますので良かったらご覧ください。
それでは今回発行されたガイドラインについてまとめていきたいと思います。
『バレーボール競技に関わる大会等再開時のガイドライン』について
この『バレーボール競技に関わる大会等再開時のガイドライン』が『JVAから発行されたガイドライン』で、「バレーボールの大会等を開催する際の基準」と「感染拡大予防のために注意すべきポイント」についてまとめたものになります。
JVAが発行しただけあってバレーボール競技に特化した内容になっていますので、ぜひともソフトバレーの大会を開催する方もこちらのガイドラインを参考にしてください。
バレーボール大会等の再開に当たっての基準
社会経済活動の再開の目安を基準として、「新しい生活様式」定着まで段階的に緩和していくことを原則としています。
コチラは難しい文章で書いていますが、要はコロナウィルスがある前提での生活(マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保)に日本国民が慣れていくに従って徐々に体育館を使えるようにしたり、イベントができるようにしていくという意味ですね。
「新しい生活様式定着」までの移行期間(3ステップに分けて徐々に解除)
ステップ① 6月1日〜6月19日
- 都道府県をまたぐ移動:北海道、東京都、埼玉、千葉、神奈川各県との移動は慎重に
- 展示会やコンサートの開催制限:収容率の50%の範囲内かつ100人以下の入場に限る
- 全国規模の移動を伴うプロスポーツ等:開催自粛
ステップ② 6月19日〜7月9日
- 都道府県をまたぐ移動:制限を解除
- 展示会やコンサートの開催制限:収容率の50%の範囲内かつ1000人以下の入場に限る
- 全国規模の移動を伴うプロスポーツ等:無観客かつ条件付きで再開可
ステップ③ 7月10日〜7月31日
- 都道府県をまたぐ移動:制限を解除
- 展示会やコンサートの開催制限:収容率の50%の範囲内かつ5000人以下の入場に限る
- 全国規模の移動を伴うプロスポーツ等:収容率の50%の範囲内かつ5000人以下の入場で開催可
移行期間後(制限を解除する目安時期)
8月1日以降を目処
- 都道府県をまたぐ移動:制限を解除
- 展示会やコンサートの開催制限:収容率の50%以下の入場に限る
- 全国規模の移動を伴うプロスポーツ等:収容率の50%以下の入場で開催可
現在感染者は減ってきたとはいえまだまだ楽観はできない状況だと思いますが、こうやって具体的な数字を出してもらえると、またソフトバレーをできる日がすごく現実的になっている気がしてきますね。
SNSの情報を見ていると少しずつですが、ソフトバレーの練習が再開されたという話も入ってきたりしているので、このガイドラインに従って大会を開催する団体も出てくるのではないかと思っています。
活動再開における基本的な実施判断基準
大会やイベントの再開については以下のように基準が定められています。
- 当面の間、目安として50人以上が出場するような大会やイベントについては中止または延期するよう、慎重に対応していく。
- 屋外での大会やイベントについては、感染拡大のリスクが低い活動であれば実施できる。
- 体育館内での大会については、試合用コート1日1面当たり、2チームを越えない範囲での参加に限り、セットごとの換気など適切な対策を行った上で実施することができる。
(体育館の設備が十分に確保できていれば、主催者側の判断で、3チームまで参加数を拡大できる。)
③にあるように、1日1面当たり2チームまでなら大会の開催が可能になってきました。
実際にはコロナ感染の状況次第で変わっていくと思いますが、感染者が抑えられている地域ではこの基準を適用して大会を開催できるようになるかもしれないですね。
バレーボール大会、講習会、研修会の開催・実施時における留意点
バレーボールの大会や講習会について、運営者が運営にあたり留意すべきことを以下の項目についてまとめています。
- 大会等の参加募集時の対応
- 当日の参加受付時の留意事項
- 大会参加者への対応
- 大会等の主催者が準備・配慮すべき事項
- その他の留意事項
以上の項目について様々な留意事項を設けていますので、もし大会やイベントを開催する場合はこちらを確認しておくといいかと思います。
『感染防止策チェックリスト』について
『大会参加時のガイドライン』の発行と同時に『感染防止策チェックリスト』も発行されています。
こちらは主催者向けと参加者向けの2種類が発行されており、主催者向けは、
- 全般的な事項
- 大会等の参加募集時の対応
- 当日の参加受付時の対応
- 大会参加者への対応
- 大会主催者が準備すべき事項の対応
について各種チェック事項が設けられています。
また、参加者向けは参加者が遵守すべき事項についてチェック項目が設けられています。
まとめ
いかがでしたか?
前回発行されたガイドラインからかなり大会やイベントの開催が現実的になったガイドラインになったんではないでしょうか。
それに、6月19日からプロスポーツ等も再開されるのでは?という期待が持てて少しワクワクしてきました。
まだまだ自粛という動きは強いですし感染者が0になっているわけではないですが、そんな中少しずつソフトバレーを再開した報告やこういったガイドラインの発行で今までの生活が戻ってくるような想像ができてきました。
自粛生活も後少しの辛抱であると思ってまだまだ”感染しない”という、自分にできる最大限のことをやっていきたいと思います。
他にも「前回の『ガイドライン』」や、「2020年度のルール改正」といった情報もこちら↓にまとめていますので良かったらご覧ください。