5月14日の話題になりますが、今回特定警戒都道府県を除く39県にて緊急事態宣言が解除されたことを受け、公益財団法人日本スポーツ協会がスポーツイベント再開に向けたガイドラインを発行しました。
スポーツイベントの再開に当たっての基本的考え方について
緊急事態宣言が解除されたことで地域によっては練習が再開できる地域もあるかもしれないので、もしソフトバレーボールの練習を再開される方もいましたらぜひこちらのガイドラインを参考にしてほしいと思います。
が!私も見てみたんですがいまいち内容がつかみきれないところがありました。
このままだとよくわからないので、色々と調べた上で大事なところを抜粋していってみようかと思います。
それでは「スポーツイベントの再開に当たっての基本的な考え方について」の所からです。
(1)特定警戒都道府県
まず特定警戒都道府県とは、政府が「特に重点的に感染拡大の防止に向けた取組を進めていく必要がある」として定めている地域の事で、現在は下の8県になっています。
- 東京
- 神奈川
- 埼玉
- 千葉
- 北海道
- 京都
- 大阪
- 兵庫
こちらの8県については引き続き、
「自粛が求められていくためスポーツイベントについては感染リスクへの対応が整わない場合は中止又は延期」
といったように書かれています。
(2)特定警戒都道府県以外の特定都道府県
少しわかりづらく書かれていますが、緊急事態宣言の対象となった都道府県から先程の8県の特定警戒都道府県を除いた39県の都道府県となります。
要は先程の8都道府県を除いた全ての都道府県ですよね。
こちらは『大規模なスポーツイベントの開催』については特定警戒都道府県と同じく、中止又は延期という対応が求められています。
一方、比較的少人数のスポーツイベントについては、
「地域の感染状況も踏まえて、各都道府県知事がイベントの開催制限の解除等の対応をとることが考えられる」
と書かれています。
ここで言う『比較的少人数』とは『最大でも50人程度』ということみたいですね。
ソフトバレーの大会で言うと、大体10チームくらいまでの規模でしょうか?
また比較的少人数であっても、以下の条件を満たす必要があるみたいです。
- 3つの密(密閉、密集、密接)の発生が原則想定されないこと(人と人との間隔はできるだけ2mを目安に)
- 大声での発生、歌唱や声援、又は近接した距離での会話等が原則想定されないこと
- その他、必要に応じて、適切な感染防止対策(入場者の制限や誘導、手指の消毒設備の設置、マスクの着用、室内の換気等)が講じられること
まだまだ、ソフトバレーをするには難しい状態です。
(3)緊急事態宣言の対象区域外の都道府県
今回の緊急事態宣言は日本全国に拡大されたため、対象区域外の都道府県はないと思っていたんですが。
すみません、これについては勉強不足で分かりません、申し訳ありません・・・
スポーツイベント開催・実施時の感染防止策について
スポーツイベント開催時の感染防止策ということで、先程の条件であった比較的少人数でスポーツイベントを開催実施するとしたら、こういった感染防止策を徹底した上で開催してくださいね~、という事を決めた文章ですね。
つまり、主にスポーツイベントの主催者に対して運営時にはこれだけの事を留意しておこなってください、という事が書いてあります。
また、
「各事項について『チェックリスト化』し、適切な場所に掲載したうえで運営を行ってください」
と定められています。
チェックリスト化する項目はとても多いため、ざっと書いていこうと思います。
(1)スポーツイベントの参加募集時の対応
スポーツイベントの参加者にも協力を求めることが書いてあります。
また、「他の参加者を守る、という観点からスポーツイベントへの参加を取り消したり途中退場を求めたりすることもあり得ることを周知させる」、といったことも書かれています。
(2)当日の参加受付時の留意事項
イベント当日の受付時には参加者が密になる可能性があるため、その防止をするための行動について書かれています。
(3)スポーツイベント参加者への対応
「当日の参加者の体調管理やマスク等の準備の確認、イベント前後のミーティングや懇親会においても3つの密をさけることを配慮する」といったことについて書かれています。
また、スポーツイベントの主催者は、参加者から以下の事項を記載した書面の提出を求めることが必要になっています。
- 氏名、年齢、住所、連絡先
- イベント当日の体温
- イベント前2周間における感染が疑われる症状の有無
(4)スポーツイベントの主催者が準備等すべき事項
イベント当日に参加者が必要になるであろう場所や物についても配慮する事が書かれています。
トイレや更衣室、飲食物やゴミなんかですね。こちらについても細かく書かれています。
(5)参加者が運動・スポーツを行う際の留意点
スポーツイベントの主催者が運動やスポーツを行う参加者に対して、気をつけてもらう事や守ってもらうことについて書かれています。
守ってもらうことは「十分な距離の確保、位置取りの徹底、ウィルスが飛散するような行動を控える」といった事が書かれています。
(6)その他の留意事項
スポーツイベントの主催者は、「万が一感染が発生した場合に備え、イベント当日に参加者より提出を求めた書面について保存しておくこと」が求められています。
保存期間は少なくとも『一ヶ月以上』と定められています。
終わりに
全国の緊急事態宣言が解除され、それにともなって公益財団法人日本スポーツ協会が発行した『スポーツイベントの再開に向けた感染拡大予防ガイドライン』について抜粋してみました。
緊急事態宣言が解除された都道府県で比較的少人数で行うことを前提に定められていましたが、スポーツの種類によってはまた再び活動を再開できそうですが、ソフトバレーボールにおいてはスポーツの特性上まだまだ再開は厳しそうな点がたくさんあります。
なかなか思うようにソフトバレーができなくて歯がゆい面もあるかと思いますが、やはり『感染しない』という事が一番だと思います。
一刻も早い終息を願って、今自分にできること(自粛)を私もやっていきたいきます。
また、ソフトバレーを全力で楽しめる日が来ることを心より願っています。
新たにガイドラインが発行されました↓