ずっと気になっていた2021年度のルールブックについてですが、日本ソフトバレーボール連盟のHPにて2021年度のルール改正に関する通達がありましたので紹介していこうと思います。
2021年度の新ルールブックは“無し“
結論から言いますと、「今年のルールブックの制作は取りやめ」とのことでした。
やはり未だに終わりの見えない新型コロナウィルスの影響により、ソフトバレーについても様々な活動を制限されていることが理由のようです。
つきましては2021年度になっても2020年度のルールブックを引き続き使用可との事ですので、最新のルールは2020年度のルールブックに書かれていることが正しい、ということになります。
良かったら↑こちらで2020年度のルール改正について解説していますので興味のある方はご覧ください。
それとまだ拙いですが現在のソフトバレーのルールを全て載せた「ソフトバレーボールのルール」というサイトも作っていますので、興味のある方はリンクから飛ぶか、コチラ↓の記事からリンクへ飛んでご覧ください。
2020年度のルール変更のまとめ
2021年度も「2020年度のルールブック」を使用するとのことですので、2020年度のルール変更を振り返ってみようかと思います。
変更があったのはコチラ↓のルールです。
(1) 第5章 プレー上の動作と反則
22 プレー上の反則
① 22.10 タッチネットの条文に、次の1項目を加えた。
22.10.2 ネットの幅の支柱部分に触れたとき。
② 22.13 ボールアウトの条文に、次の2項目を加えた。
22.13.5 ボールがフリーゾーンを越えたとき。
22.13.6 他の選手や競技内の物体で身体を支えたり、これを利用してボールをプレーしたとき。
③ 22.15 インターフェアの条文に、次の1項目を加えた。
22.15.3 インプレー中に、選手がネット下を通り抜けたとき。
出典元:公益財団法人日本バレーボール協会「2020年度版 ソフトバレーボール競技規則」
変更があったのは大きく分けて、
- ネットタッチ
- ボールアウト
- インターフェア
の3つで、どれも「安全」により配慮した変更が大きいですが、試合中にあまり見られないケースである内容が多く、あまり競技シーンに影響はないかと私は考えています。
詳しくは先ほども紹介した「2020年度のルール改正について」という記事で詳しく見ていますので、興味のある方はそちらも見てもらえればと思います。
また、「フリーゾーン」とはどこを指すのかについてはコチラ↓の記事で紹介していますので疑問に思った方はご覧いただければと思います。
また、実際にルールブックを購入してみたいと思った方についてはコチラ↓の記事でルールブックがどこに売っているのか?どうやって購入すればいいのか?について解説していますので、興味のある方はご覧ください。
まとめ
本日は2021年度のルール改正について、ソフトバレーボール連盟のHPにて通達された情報について紹介してきました。
今まで毎年改正されていたルールブックが無しになったという事を考えても、現在のこの状況というのはソフトバレーの世界においても決していい状況とは言えないと思います。
しかし、ソフトバレーボールというのはルールをちゃんとわかっている人というのが少ないスポーツである、という事実もあると思いますので、逆に変更がなかったことは既存のルールをちゃんと確認するいい機会になるとも言えます。
ルールを知れば無用なトラブルを避けることもできますし、ソフトバレーがもっと楽しくなると思いますので是非とも現在の状況を逆に成長のチャンスにしてもらえればと思います。