ソフトバレーの最初のイメージ
地元のレクリエーションでやっているスポーツ、というイメージでした。
そこでは若い人も年配の人も同じコートで一緒になってプレーしている事が普通で、あの頃は普通にやっていたけど、改めて考えてみるとソフトバレーってすごいスポーツですよね。
ガッチガチの大会でも20代と50代が同じコートに立つ事だってあるんですよ。
しかも必要とされる能力は瞬発力、動体視力、ジャンプする能力と歳をとれば明確に落ちていくものばかりなのにも関わらず、です。
たまに懐かしくなるあの頃
ソフトバレーも競技性が上がっていけば上がっていくほど離れた世代で一緒にやる事が難しくなっていきましたが、たまにすごくあの頃が懐かしくなります・・・
たとえば・・
オーバーネットも今ほど厳しくなく、若い子の強烈なスパイクを経験豊富な世代の方達がことごとくブロックでシャットしていく。
大きな大会に出ていくと、超有名なチームがどんな危機に陥っても超ファインプレーの連続で逆転勝利をして会場が盛り上がる。
たとえ負けて帰っても、決勝戦を戦っていたチームのプレーを話のネタにいくらでも話ができた打ち上げ。
結果が出なくても楽しかった
唯々、チームのみんなでいつも上を見続けて頑張っていく、それだけで楽しかった日ってやっぱり誰にでもあるんじゃないかって思います。
経験豊富になった今
いまだに自分はトッププレーヤーに並べるような選手ではありません。
けれど長く続けていく事でそれなりに目も肥えて、なんとなーく分かってきたこともあります。
相手によってはプレースタイルを見るだけで勝ち方がわかるような試合も増えてきたりして、大会に出ればそれなりに安定した順位を取る事はできるようになりました。
安定と引き換えに失った物
そしてそうなるのと引き換えに、
がむしゃらに当たっていく事が当たり前で、とんでもなく格上のチーム相手でも勝ちだけを見据えてぶつかっていく
そんな昔みたいな気持ちではできなくなった気がします。
見えてきたからこそ分かってしまった事、分かった気になってしまっている事が増えている気がするんです。
だからこそ今、もう一度考えてみる時
でもやっぱりそこで終わってはいけない!とも思います。
さっきも言ったようにまだ自分はトッププレーヤーに並ぶような選手では全然ありません。
1位が安定して取れているのではなく、安定してそれなりに勝てる位置にいる、ただそれだけです。
そんなプレーヤーがいい結果を出せるはずがないし、低いレベルで満足していたらプレーヤーとしても人間としても低いレベルで落ち着いてしまいそうな気がしています。
今回のコロナ騒動でソフトバレーはできなくなってしまいましたが、逆に自分を見つめ直すチャンスだと思っています。
また練習ができるようになる時までに考えておきたい事
ここで、再びソフトバレーができるようになった時にどんな思いを持ってやっていくのか。
どんなプレーヤーを目指してやっていくのか。
目的は何なのか。
大事なのは自分の中で持ち続ける事
あくまでも趣味なのになぜそこまで?と思われることもありますし、ソフトバレーにかける気持ちも人によって色々なので、そこまでこの気持ちを外に出していくつもりはありません。
押しつけみたいになって、一緒にソフトバレーを楽しみたいだけの人たちを失ってしまう方が絶対にもったいないと思うからです。
自分の中の信念みたいな物
けど、自分は自分の大事な時間を使ってやるからには趣味だからこそ、好きな事だからこそ全力でやりたいと思っています。
しかし、趣味に仕事にプライベートに、と生活しているとそれを忘れてただこなしていってしまう、という事があるというのも事実です。
だからこそ、今までの時間の中から趣味の時間が消えてしまった今だからこそ、趣味にかける時間と気持ちの意味を考える時間にしたいと思います。
まとめ
昔に戻りたいと思う時もある、と言いましたが今の方がソフトバレーが楽しいというのは間違いないです。
あるバレー漫画で、「勝負事で本当に楽しむ為には強さがいる」とありましたが、この言葉が今の方が楽しいと思う理由の全てです。
そして、どんな人にでも楽しめるように開発されたソフトバレーは、努力次第でその域に達しやすいスポーツだと思っています。
まだまだソフトバレーをもっと楽しくするため、色々と考えてこれからもやっていきたいと思います。