ソフトバレーボールのブロックにおけるルールを一つ一つ見ていきながら、自分の経験も交えて説明していきます。
ブロックに関する全てのルールはこちらです↓
本日解説するブロックのルール
本日のルールはこちらです!
(4) 4人の選手は、どの位置にいる時でも、相手のプレーの後、ブロックすることができる。ただし、オーバーネットは許されない。
これは読んで字のごとく、ですね。
ソフトバレーにはサーブ時の最初の位置関係にのみ反則が適用されるだけで、サーブが打たれた後は誰がどのポジションにつこうが反則になりません。
もちろん、前衛・後衛も関係なくなりますので誰がアタックやブロックをしても大丈夫です。
その事を定義しているルールですね。
サーブ時の最初の位置関係による反則についてはまたいずれ紹介していきたいと思っています。
残りのブロックに関するルールも説明していきたいと思います。
(5) 相手チームがサービスしたボールを、ブロックすることは許されない。
相手のサーブをブロックすることは反則になります。
また、アタックヒットに関する反則にはこう言ったものがあります。
(4) 相手チームがサービスしたボールを、ネット上端より完全に高い位置からアタックヒットを完了したときは反則となる。
出典元:公益財団法人日本バレーボール協会『ソフトバレーボール競技規則』
アタックヒットに関する全てのルールに関してはこちら↓
このルールと同じ事を禁じているルールだと思います。
すなわち、
相手のサーブをネットより上の位置から1本目で返す行為は反則
であると言えます。
実際この行為が認められていたら、みんなこのプレーを狙ってくるだろうし、こんなプレーばっかりになったらバレーがつまらなくなってしまいそうなので妥当なルールだと思います。
ではブロックに関する最後のルールです。
(6) ブロック後の第1回目の接触は、ブロックのときボールに触れた選手を含めて誰にでも許される。
ソフトバレーではブロックした選手がそのまま次のボールを触る事が許されています。
ブロックはファーストタッチには数えられませんので、その後に触った時が1回目のタッチになります。
逆に言えば、ネット際でボールを触ってもそれがブロックとみなされなかったらそのタッチが1本目になってしまうので、その選手は次にボールを触る事が許されません。
ブロックとみなすかどうかのルールについてはこちらで詳しく解説しています↓
ブロックの条件にあるように「身体の一部がネットより高い位置にない時はブロックとみなされない」ので、ネット際でも身体のどこもネットより出ていなかったら『ドリブル』をとられてしまいますので気を付けましょう!
まとめ
今回はブロックの詳細なルールを一気に3つ見ていきました。
ブロックはからだの一部がネットより上にあるかないかが判断基準の大きな指標になるという事を知っていればOKかなと思っています。
実際に大会ではブロックかどうかの判断と、オーバーネットの反則を取れるかどうかでかなり審判をやるときにはルールを知っているかどうかが重要になってくるプレーだと思います。
オーバーネットの基準についてはこちらの記事で紹介しています↓
是非ともこう言ったルールを覚えておいて審判をやってもらえれば、と思います。